診療案内
TREATMENT

診療案内
TREATMENT

当院の主な対象疾患は以下の通りです。

※ご注意下さい

依存症、てんかん、発達障害、摂食障害の診断、治療は当院では行っておりません。
検査機器の揃った病院や専門のクリニックでの治療をおすすめしております。あらかじめご了承ください。

統合失調症

統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。発症する頻度は100人に一人弱とされており、決して少なくありません。統合失調症の症状は多彩ですが、代表的な症状として幻聴と妄想があります。幻聴とは、誰もいないのに人の声が聞こえてくるというものです。本人の悪口やうわさ、何かを命令するような内容が代表的です。
妄想とは、明らかに誤った内容を信じてしまい、周囲がどんなに説明や訂正しても受け入れられない考えのことです。「警察に狙われている」といった迫害妄想、「咳払いは自分に対する嫌がらせである」といった関係妄想、「自分の考えが、町中、世界中に知れわたっている」などの内容が代表的です。このほかにも、入浴をしなくなり清潔感がなくなったり、人との交流をさけて引きこもりになったりなどもあります。治療法としては、お薬による治療(薬物療法)と精神療法、心理社会療法を組み合わせて行います。

うつ病

食欲がでない、眠れない、考えがまとまらない、やる気が出ない、気分の落ち込みがある、何をしていても楽しくないなどが一日中あって、それが長い期間持続しているならうつ病の可能性があります。うつ病になると、脳がうまく働かなくなるため、ものの見方や考え方が否定的になり、自分が駄目な人間だと感じるようになってしまいます。また、人によっては、妄想を伴ったりもします。妄想の内容は、実際は健康であるにも関わらず治る見込みのない病にかかったと訴える心気妄想、何か自分は重大な犯罪をおかしてしまったと確信する罪業妄想、財産を失い困窮していると確信する貧困妄想が代表的です。

治療は、抗うつ薬や抗不安薬による治療(薬物療法)、十分な休養や環境の整備、精神療法を組み合わせるのが一般的です。

しかし、上記の症状は統合失調症や適応障害などの他の精神疾患や、甲状腺機能低下症や認知症といった身体疾患でもみられることもあるため注意が必要です。

双極性感情障害(躁うつ病)

双極性感情障害は躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。躁状態になると、早口で多弁となり、時間を問わず電話をかけまくったり、無分別な散財や眠らなくても活発に活動するようになったりします。また、自分が偉大な人間であるとか、超能力があるといった誇大妄想を伴うこともあります。気分爽快でいつもより調子がよいと感じられるため、病気の自覚がありません。一転して、うつ状態のときはやる気がでない、食欲の減退、自殺念慮、何に対しても興味がもてないといった様々なうつ病の症状が出てきます。 治療法としては、カルバマゼピンやバルプロ酸ナトリウム、炭酸リチウムなどの気分安定薬を用いて行います。

パニック障害・不安障害

突然の動悸、息苦しさ、めまい、発汗、手足の震えなどの身体症状と死んでしまうかもしれないという不安や恐怖に襲われる。パニック障害の患者さんはこのような「パニック発作」を繰り返し経験しています。そのため、また発作がおきたらどうしようと心配や不安になり、発作がおきやすい場所や状況をさけるようになります。特に、電車やエレベーター、飛行機、高速道路、人混みなど発作が起きた時にすぐに逃げられないと感じてしまう状況や場所を恐れて、避けるようになりやすいです。その結果、日常生活や通勤、仕事に支障をきたすようになります。治療は抗うつ薬のSSRIや抗不安薬を中心とした薬物療法と精神療法を組み合わせて行います。

強迫性障害

何度もしつこく戸締りや鍵、電気のスイッチを確認したり、手にバイ菌がついている、体が汚れているという不安が強くて、何時間も手を洗い続けたり、肌荒れするほど入浴を繰り返すなど、自分でも無意味だとわかっていても、そのことが頭から離れず何度も同じ行為を繰り返してしまうことで日常生活に支障が出てしまう疾患です。SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)による薬物療法を行う場合があります。

不眠症・睡眠障害

不眠の原因は、生活習慣の乱れやストレス、うつ病などの精神疾患からくるものなど様々です。日本では、成人のおおよそ5人に1人が不眠の訴えをもっているとの調査結果があります。夜間の睡眠が障害されると、日中にも眠気やだるさ、集中力低下といった症状が出現し、日常生活に支障がでることがあります。

治療は生活習慣の見直しやストレスの軽減、場合によっては睡眠薬によるお薬治療も含めて様々な面から検討していく必要があります。

適応障害

適応障害とは、ICD-10(世界保健機構による診断ガイドライン)によると、「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されています。主な症状としては、抑うつや不安、焦りや緊張感、動悸などがあります。

ストレスとなる状況や出来事がはっきりしており、その原因から離れると、症状は改善します。症状自体はうつ病などの他の精神疾患と共通する部分も多いため、鑑別に苦慮することもあります。治療法は、ストレス因の除去、つまり環境調整です。不安や不眠、抑うつにたいして抗うつ薬や抗不安薬を使用することはありますが、あくまで対症療法にすぎません。

ストレス因は取り除いたり、回避できたりものであればいいのですが、仕事や家庭など離れるのが困難なものもあります。その場合は、患者さん自身が治療者と共にストレスに対する認知や受け止め方についてアプローチし、解決策を見出していく必要があります。

認知症

認知症は、正常であった脳の機能が低下し、記憶や思考、判断力の低下がみられる病気です。 症状としては中核症状である認知機能障害と、周辺症状と呼ばれる行動異常・精神症状に大別されます。認知機能障害では、身近な物品の置き場所を忘れる、同じ食品を何個も買ってしまう、自宅への帰り道がわからなくなり道に迷ってしまうなどがよくみられます。 周辺症状としては、徘徊、暴言や暴力、不眠、ものとられ妄想やせん妄、幻視などが出現することがあります。残念ながら認知症を根治させる薬物は現段階ではありません。周辺症状に対しては、少量の抗精神病薬や抗うつ薬が有効な場合があります。これらの薬物療法に加えて、デイケアなどの非薬物療法も不可欠です。そのためには、介護保険などの社会支援制度について理解し、利用していく必要があります。

減薬外来

当院では向精新薬の減薬の相談を受け付けています。お薬の量や種類を減らしたい方は以下の文章をよくお読みになり、ご相談ください。

  • ・向精神薬とは抗うつ薬、睡眠薬、気分安定薬、抗不安薬、抗精神病薬です。
  • ・お薬の量が多くて不安である。お薬を減らしたい、または中止したいなどの相談に応じています。
  • ・減薬は、お薬の特性に合わせて診察回数を重ねておこないます。
  • ・減薬中、場合によっては、強い離脱症状が懸念されれば、入院をすすめることもあります。
  • ・また、現状のお薬の量が適切と判断すれば、必ずしも減量に至らないこともあります。
  • ・薬の使用歴が記載されたお薬手帳は必ずお持ちください。
  • ・紹介状は必ずしも必要でありません。

予約はメールまたはお電話で受け付けています。

診察の流れ
FLOW

  1. STEP
    1

    お電話にてご予約ください

    初診の方はお電話(診療時間内)でご予約を受け付けております。

  2. STEP
    2

    保険証、各種医療証(お持ちの方のみ)をご持参ください

    予約時間には余裕をもってお越しいただき、最初の問診票にご記入ください。

  3. STEP
    3

    診察

    初診の際には、30~60分ほどのお時間を頂いております。

  4. STEP
    4

    お会計・時間ご予約

    必要な場合には処方箋を発行いたします。

2回目以降の診察の方(再診)

再診につきましても、待ち時間減少のためなるべく事前のご予約をお願い致します。
ご予約はお電話にて受け付けております。
診察状況などによっては、待ち時間が発生することもございますが、何卒ご了承ください。

家族相談
CONSULTATION

当院では本人のご家族様からの相談もお受けしております。

精神疾患を患う患者さんによっては、ご自身が病気であることを知らなかったり、あるいはわからなくなっている場合が少なくありません。こうした病識が欠如している時にはご本人が受診したがらないケースも珍しくありません。
家族相談の受診に際しては、患者さんの現在の状態、過去の治療経験を含めた経過などについてお話を聞かせてください。お話を伺った上で、どのような病気が疑われるのか、仮に病気であった場合にはどのような治療法があるのか、今後の見込みなどについてご説明します。

  • ※保険適応にならないため自費診療になります。料金は8,000円(税抜)となります。

  • ※処方箋、診断書はご本人が受診されるまではお出しできません。

  • ※お電話にてご予約承っております。